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セミナー

正匠 隼人の家 Webで新築塾 7限目

 

今回は、土台敷き込みと減震装置の話をいたします

基礎工事が終わり、コンクリート強度が出るまで(1週間以上)養生を行い、いよいよ大工が土台の敷き込みに入ります。ここからが大工の作業になります。

木の「柱」はコンクリートの基礎に直接取り付けはできませんので、木の土台を基礎のアンカーボルトでしっかり固定して柱を差し込みます。
土台は、基礎と柱を繋ぐ大切な役割があります。

土台が直角に納まるよう基礎の天端に炭を打ち、土台とアンカーボルトの位置を決めます。

アンカーボルトとホールダウン金物の位置に穴を開け、
基礎と土台をしっかり固定するための準備をします。
弊社では、耐震等級3を基準に構造計算して家を建てます。
今回の隼人の家では、地震対策として耐震等級3レベルの計算と土台を敷く前に大きな地震を半減させる減震装置UFO-E(気密用6mm厚)を採用しています。
耐震等級3の家は、熊本地震(震度7)に耐えられた実績がありますが、地面、基礎、建物が一体で繋がっていますので、地面が揺れると、その揺れが基礎に伝わりそのまま建物にも強い揺れは伝わります。
建物の倒壊は防ぎますが、強い揺れは建物全体に伝わりますので固定されていない家具や食器棚は倒れていたようです。
そこで弊社では基礎と土台の間に、大きな揺れにブレーキを掛ける減震装置UFO-Eの設置をご提案しています。
UFO-Eの採用理由は、設置が簡単、低コスト、劣化の心配がない、プランの自由度が高い、施工条件に特別な縛りがない、平屋の家でも効果を発揮できる等、他の制振装置や免振装置と比べても総合的にお勧めできる商品です。
何といっても、熊本地震でUFO-E設置の建物はほとんど「被害報告が無い」という実績があります。
アンカーボルトに減震装置UFO-Eを設置したところです。
弊社では高気密・高断熱住宅を推奨しています。
UFO-Eは、基礎と土台の間に6mmの隙間が出来ますので、床下から空気が入らないようにしっかり気密を取る作業をしてあります。
隼人の家の気密測定値は、「相当隙間面積C値=0.15㎠/㎡」という素晴らしい結果が出ています。
(世界基準と言われるカナダのR2000基準がC値=1.0㎠/㎡)

土台と大引きを設置して、柱を建てる準備ができました。

外断熱がずり落ちないよう断熱受けの木材を土台に設置します。

土台から飛び出しているのはホールダウン金物で基礎と柱をつなぐ金物で地震の下からの突き上げで柱が抜けるのを防ぎます。
UFO-Eは、基礎と土台の間に設置しますが設置条件はあります。
アンカーボルト、土台のつなぎ目、柱の直下、1m以上の間隔が開かないように設置します。
今回は220個程度の設置でした。
UFO-Eは、坪1万円程度で設置できます。
亜鉛合金でできていますので錆びによる劣化の心配もありません。
住宅用の制振装置は主に2階建てに向いていますが、UFO-Eは基礎と土台の間に設置しますので平屋でも効果を発揮します。
「UFO-E」が気になる方は、揺れの実験動画もありますので是非ご覧ください。
UFO-Eで検索、「UFO-E動画集」をご覧ください。
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