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セミナー

正匠 隼人の家 Webで新築塾 15限目

 

「外壁材について」

外壁材は、家の外観的イメージを決める、防水をする

防災をするなど大切な役割があります。

外壁材の種類では、窯業系サイディング、金属系サイディング、

タイル、モルタル仕上げ、洗い出し仕上げなどがあります。

プランが決まれば、外壁材の種類や色、金額を決めていきます。

ハウスメーカーや工務店でその会社のデザインに合わせ、

イメージ色を決めてあるところもあれば、

お客様の好みに合わせ決める会社もあります。

今回の隼人の家では、ケーミューのネオロック・光セラ18㎜(焼杉調)を採用しました。

 

今回は、一般的に普及していますが壁在の窯業系サイディングと塗り壁、

金属系サイディングのお話を致します。

外壁材の種類として、全国的に多く採用されているのが窯業系サイディングです。

 

<窯業系サイディングとは>

セメント室原料、繊維質原料、混和剤からなる原料を成型硬化させた板状の外壁材で、

戸建て住宅75%以上の採用率と言われます。

代表的なサイディングメーカーのニチハやケーミューなどで、

厚みが14㎜、16㎜、18㎜、24㎜、26㎜など、

厚みや表面塗料の種類で金額は違いますが、

石積調、レンガ積調、塗り壁調、木目調、

コンクリート調など、厚さ、デザイン、色が豊富にあります。

さらに、汚れが付きにくいセルフクリーニング機能も備わった塗装がしてあり、

専用の防水シリコンコーキングと併用して、

メーカー15年保証や一部30年保証などのサイディングもあります。

表面塗装は、アクリル系、シリコン系、フッ素系、無機系塗料などを

工場で塗装した物や現場で塗装するための無塗装品もあります。

施工方法は、通気層を確保して横貼り、縦貼りがあり、

色やデザインが豊富です。

 

「サイディングのメリットは」

1.豊富なデザイン、単色、2色使いなど、和風、洋風、シンプルモダン等、

家に合わせて様々なデザインができます。

2.サイディングの表面に酸化チタンなどを塗布して

長期的にセルフクリーニング機能を持たせた商品もあります。

3.しっかりとしてコーキングで防水を行うと10年~15年は安心して台風を含めた防水が出来ます。

4.一部のメーカーで、変色、退色、メーカー指定コーキングの併用で30年保証あり。

5.火災の危険防除が必要な地域、防火地域、

準防火知己(駅前や住宅密集地)などでも要件を満たせば使用できます。

6.火災保険の割引が適用される住宅金融公庫の定めた省令準耐火構造にもサイディングが使用できます。

7.塗り壁に比べると工期が短い。

 

「サイディングのデメリットは」

1.コーキングで防水処理を行う部分が必ず必要になり、

安全上10年おきの再施工が望ましいとされています。

メンテナンスを怠ると漏水の可能性もあります。

2.コーキングが白の場合、汚れが目立ってくることがあります。

3.表面を長期間メンテナンスが不要な商品は金額が高い、

ほとんどの商品が、工場で塗装仕上げをしてくるため

商品によって塗料のグレードが変わりますが、

概ね10年~15年程度で塗り替えが必要です。

4.慣れた職人が施工しないときれいに仕上がらない。

 

<塗り壁仕上げについて>

30年くらい前までは左官職人がセメントモルタルをコテで仕上げ、

塗装屋が外壁塗装で仕上げる家が多くありましたが、最近職人不足や工期が長くなる、

クラックが目立つなどの問題などもあり、ほとんど見なくなりました。

しかし、サイディングのようにコーキングの目地が見えないなど、

仕上げがスッキリしているイメージを持つ人もいます。

 

そのコテ仕上げの良さを残せるように、

コーキングが目立たないように塗り壁専用のサイディングを張り、

その上から樹脂塗料でコテ仕上げ、吹付塗装仕上げがあります。

樹脂塗料は、弊社でも採用していますが、20年経ってもあまり劣化を感じない商品です。

また、漆喰で仕上げる方もいますが、漆喰は室内の仕上げ材としては最高な商品だと思いますが、

外部に使用するとやがては汚れやクラックが入る可能性が高い商品になりますので

弊社では樹脂塗料をお勧めしています。

 

「樹脂塗料のメリットは」

1.豊富な色とデザインがあり、コテ塗り、吹付で見た目の意匠をイメージと近いものにできます。

2.コーキングの目地が見えないので壁がスッキリ見えます。

3.セルフクリーニング機能を施した材料もあり、メンテナンスが楽。

4.築20年程度過ぎても紫外線により色の劣化が少ない。

 

「樹脂塗料のデメリットは」

1.専用のサイディングを貼り、樹脂塗料で仕上げる必要があるため、

窯業系サイディングより金額が高い。

2.慣れた職人が施工しないときれいに仕上がらない。

 

<金属系サイディングについて>

4種類の金属の商品があります。

ガルバリウム鋼板、溶融亜鉛メッキ鋼板、アルミニウム合金、

ステンレス鋼板があり、それぞれ塗装で仕上げてある商品です。

デザインは、石積調、レンガ積調、塗り壁調、木目調などがあります。

窯業系サイディングと見た目が変わらない商品もありますが、

窯業系サイディングより色、デザイン共少ないです。

施工方法は通気層を確保の上、横貼り、縦貼りがあります。

 

「金属サイディングのメリットは」

1.窯業系サイディングより軽いため、地震の時に建物に負担を掛けません。

2.軽いため作業性が良いです。

3.他の外壁材で起こるひび割れ、凍害の心配がありません。

4.アルミサイディングなど軽量な材料の場合、既存の外壁の上から貼ることもできます。

 

「金属サイディングのデメリットは」

1.窯業系サイディングより金額が高い。

2.屋根金属、壁金属、窓ガラスLow-E金属膜ガラスの組み合わせの場合、

(建物が金属で包まれた場合)室内で携帯電話が繋がりにくくなる場合があります。

3.何かにぶつかったりしてへこんだ場合、元に戻すのは困難。

4.強い雨が降ると音がうるさいこともあります。

5.熱伝導率が高い。

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